Our company STORY

私たちは、妊娠・出産・育児というライフイベントにおいて
母親に偏りがちな専門職による教育的支援を男性にも提供することで
「夫婦」が「家族」へと再構築する時期をサポートします。

「妊娠中の恨みは一生」

と先人たちから現代まで伝わる言葉があるように
妊娠や育児というライフイベントにおけるコミュニケーションは
その後の夫婦関係においてもとても重要なものである。

「両親学級」「立ち会い分娩」「育休取得」

妊娠・出産・育児は女性だけのライフイベントではなく「家族」のライフイベントである。
近年、男性においてもパートナーの妊娠や出産・育児への意識が変わりつつあり、
社会的にも様々な場面への参加が推進されてきている。

その一方、助産師などの専門職から男性が父親になる過程への支援はまだ十分ではない。

専門職のあり方とジェンダー

助産師や保健師などの専門職が、妊娠・出産・育児に関わるとき
もちろん、最初に相手にするのは「女性」である。

「女性」に対して、妊娠中の過ごし方や出産や育児に向けての準備、
赤ちゃんのお世話や観察などの様々な情報提供を行うことで、
「女性」が「母親」という新たなアイデンティティを獲得していく支援をしている。

しかし、親になるのは女性だけなのか?

妊娠中の過ごし方を改めるのは「女性」だけで良いのだろうか…
出産や育児の準備は、赤ちゃんのお世話は「母親」だけの役割だろうか…
「母親」というジェンダーに対して、役割を決めこみ苦しめているのは
我々、専門職の支援のあり方かもしれない。

さらに、この専門職のあり方におけるジェンダーギャップこそが
男性が父親になっていくことを男性任せにし、
その結果、夫婦間のエラーを生み出してしまっているのではないだろうか。
しかし、病院等では時間的・人員的余裕や柔軟性がないことも事実。

これからの時代の子育てに向けて

弊社は、女性に偏っている妊娠・出産・育児についての情報提供を

あらゆる世代の男性にとって

  • 時間的
  • 金銭的
  • 内容的

に受けやすい形にすることで「男性」が「親」になっていくために
必要な支援を行うことで、間接的に女性をエンパワメントする。

その先に、真の意味でのジェンダー格差のない社会があると信じて。